マンションっていつまで住める???

築40年の中古マンションって大丈夫なのか???

こんにちは。

先日、上熊本1丁目にある築40年の中古マンションの販売を開始しました!
『中古のマンションは不安だ』と思っている皆様に見ていただきたい記事になっています。

ぜひ、ご一読いただけるとうれしいです。

さて、唐突ですが、熊本市内に分譲マンションって何棟あると思いますか?
答えは、令和3年(2021年)9月末時点で約800棟、約36,000戸。
(熊本市分譲マンション実態調査報告書に基づく)


マンションの供給は昭和40年頃から開始されました。
熊本市には、築40年を超えるマンションが約800棟の内、約10%、80棟程度あります。
平成10年までに多くのマンションが建設されたので、今から10年後には約320棟ものマンションが築40年を超えます!!!

築40年というと、『あと何年住めるの』と不安に思われる方も少なくないと思います。

一般に知られている建物の”耐用年数”で確認すると、鉄筋コンクリート造の建物は『47年』です。

果たして47年で建物はダメになってしまうのでしょうか???

ダメにはなりません!!!

前述した”耐用年数47年”は、”法定耐用年数”といって、税務的な扱いにおいて定められたもので
建物の劣化などを測る数値ではないのです。

では、どのくらい住めるのか?

それが『物理的』耐用年数です。いつまで安全に住むことができるのか、一番気になるところですよね!

とくに、阪神大震災、東北大震災、熊本地震、と、大きな地震災害に見舞われた近年、
熊本でも耐震に対する意識がどんどん高まっていると実感しています。

『旧耐震』『新耐震』という言葉は聞いたことがあるのではないでしょうか?

●「旧耐震基準」1981年(昭和56年)5月31日までの建築確認において適用されていた基準。
   :震度5までは倒壊しない耐力を基準とする
●「新耐震基準」1981年(昭和56年)6月1日から適用されている基準。
:震度7くらいまでは倒壊しない程度の耐力を基準とする

平成28年(2016年)の熊本大震災以降は熊本でも、耐震・制震・免震構造のマンションが続々と建築されています。
建物はより強固になっていってはいますが、特殊な装置を使用するその分、コストは高くなります。
更に、近年の建築資材の高騰化もあり、熊本の新築マンションは、4000万円台でも標準的な価格帯となっています。
更に更に、修繕積立金も近年上昇傾向にあります。

そこで、分譲マンションの購入を検討されている皆様には、
中古のマンションも併せて検討していただくことをお勧めいたします!!
前述したように、鉄筋コンクリートの建物は4~50年で住めなくなることはないのです!

鉄筋コンクリート建物の耐力(寿命)については、68~117年

(国土交通省の調査に基づく)と推定されています。
ちゃんとメンテナンスを行ってきた鉄筋コンクリートの中古マンションは、
40年経っても充分に検討の価値ある建物なのです!!

どんな住まいを望みますか?
何にどこまでこだわるのかは、人それぞれ!
それぞれのライフプランがあります。

単身の方、ご夫婦だけの家族、幼児を抱えた4人家族、20年経つとその家族の形もまた変化していきます。

選択するためのツールの一つとして、この記事がお役に立てると光栄です。

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